+1hr

最近、長男のバス登園が始まった。AM7:43に家の近くでひろってもらえることになった。車で幼稚園まで行く手間が省けたため、ものすごく楽になった一方、ほぼ1時間早く登園することに。少しかわいそうかなとも思ってしまうが、本人はバスに乗るのを楽しみにしているようだ。

それに伴い、僕の通勤も1時間早くなった。AM8:15にはラボに着く。そこからPM20:00くらいまで、12時間くらい研究に割けることになった。来年度以降は妻の職場復帰と次男の保育園デビューもあるので、一体どれだけ研究に時間を割けるのか、未知数。とにかくこの半年間の1日12時間は大事にしたい。

 

研究の方は、スクリーニングが動き出してはいるが、なんとまあ微妙な感じ。自分の目で見たらスクリーンできるけど、写真を撮ってもその表現型が伝わらないくらい微妙な感じ。困った。改善案はいくつかあるので、色々試していきたい。やっぱ人に伝わるくらいクリアなものでないとね。。

 

 

 

 

 

 

 

 

写真映えする魚の撮り方

インスタに魚載せまくってるのがフォロワーさんから不評な事が判明してしまい、でも魚の写真いっぱいあるし、とりあえずこっちに貼る。最近、魚が美しく映る写真の撮り方を勉強中。一つは、遠近法を使って魚を大きく見せる事ができるらしい。頭をアップでピントを合わせて、尻尾が奥になるように魚を配置するようにしても、奥行き効果(これも遠近法ですかね)で魚体が大きく立体的に、見栄え良く映るみたいです。というわけで、25センチくらいの子バスで試してみる↓

f:id:thomas_daisuki:20181002001051j:plain

 

うん、まあ。

 

学生実験一日目

今日はうちのラボ主催の学生実験でした。

今年の3回生の皆さんは真面目な方だそうで、前評判通り、サボってる人はあんましいなかった模様。

まあ、全体を通して可もなく不可もなく、というのが一日目の感想。

助教の方が準備の大半をしてくださるのですが、それがすごく大変そう。ご苦労様です。僕は気楽な立場です。

 

大規模スクリーニング前夜

いま、ある独特な染色体の状態に興味があり、半年前くらいから、その染色体の状態をコロニーカラーで解析できるような仕組みを構築してきたのだけれど、その系がなんとかうまく動き出しました。これから自分の扱っている生物の全非必須遺伝子の変異体を対象に、そのコロニーカラーを解析します。どんな遺伝子がとれてくるでしょうか。予想をおもいっきり裏切ってくれることに期待しています。

来週から学生実験がはじまります。さらにこれから財団やら科研費やら、申請時期に入ります。実験に注力し過ぎても大変です。はやる気持ちを抑えつつ、とりあえず週明け締め切りの財団の申請書を書いています。

 

学風

学校によって学風はそれぞれあります。

今いる学校は、学生と教員の権限を明確に分けるタイプ。

共通機器の顕微鏡は学部生は単独では使えません。かならずスタッフが同席することが使用の条件です。

質量分析装置に至っては、ポスドクでも使えないそうです。助教以上が使用の条件であるとのこと。

今までの学校では考えられないルールです。

学生から多額の授業料をまきあげておきながら、最先端の技術を伴う研究の権利を奪うとは、いったいどういうつもりなのか、ルールを決めたであろう方々に聞いてみたいものです。

学生にだって使用ルールをきちんと教えれば良いのです。学生は未熟だからと除外するのは、教育の放棄です。

中間発表

今日は卒研生の中間発表会でした。

うちの研究室の学生さん、今までで1番良い発表ができたのではないでしょうか。本当にご苦労様でした。ギリギリまで頑張る姿にはこちらも熱いものを感じました。

それと同時に基礎知識の無さからうまく質疑応答ができなかったことも目立ちました。

卒論までにしなければならない事が浮き彫りになって、そういう意味では良い機会だったと思います。

今日はその後打ち上げでした。みんな脱緊張してよい会になりましたね。インターンで来ていた子も1人参加してくれました。

これからのラボが楽しみになった、そんな1日でした。

 

試験

この歳になって思うのは、何かの試験は、その人のほんの一側面しか測る事ができない、本当にしょうもないものだという事。一体その試験で自分の何を測られてきたのか。この歳になるまで色々な試験を受けてきたけれど、自分の持っているオリジナリティに測りを当てられたことなど一切ない。でも、実際に何かを成し遂げたり、人と協力して仕事を進めたり、何より人生を楽しむためには、そのオリジナルな部分が最も大事だということに、大学を卒業するとすぐに気がつくと思う。僕はいま、試験で測られる様な一般的知性に頼って仕事や趣味や父親をしてはいない。自分の興味や関心、関わってきた人との間で起こった化学変化で得られたオリジナリティで勝負している。それで国際学会で口頭発表にだって選ばれるし、息子のめちゃめちゃいい顔を写真に収める事だってできる。オリジナリティさえ見失わなければ、いつだって周りと対等に、ハッピーに生きられる。だから、試験なんて落ちても気にしなくて良い。見る目ないなあと思って次に行くのが正解。