手段と目的

実験をこなすことが目的になり、結果は二の次。このような状態は困ります。

コンタミしていると知りつつも、まあいいかと妥協して実験を行い結果を得てしまう。

意味がありません。実験は結果を得るための手段であり、目的ではない。

どれだけ実験を行ったか、などは本質的には何の価値もない。

めんどくさいと思いそのまま失敗を見逃す行為は、目的を見失っている人に見られる典型。それなら帰って寝てた方がはるかにマシです。

妥協の理由を挙げ並べて自己を正当化したところで、得られた結果の価値の無さは揺るがない。圧倒的虚無感。

サイエンスは自分の弱さとの戦い。それに負けたら真実にはたどり着かない。